水銀は体内に残留・蓄積され
深刻な健康被害をもたらす

Life

メチル水銀による健康被害

前ページで魚は勿論体に良い食品だけれども食べ過ぎれば
デメリットも少なからずある。ということを綴りました。

世界保健機関(WHO)の報告によると、水銀の蓄積により
引き起こされる症状は『アトピー性皮膚炎』『記憶力低下』
『情緒不安定』『中枢神経障害』『肝機能障害』『運動失調』
等です。

また小児の近視の進行や、重度の遠視にも関連する
可能性が指摘されています。

日本人の魚摂取量は世界で1位

日本人の食生活は今でこそ欧米の影響を受け
肉(洋食)の割合が増えましたが、それでも世界有数の
魚食大国であることには変わりありません。

水産庁が2007年に発表した調査によると、食用魚介類の
消費量は日本が世界でトップ
で、年間1人あたり56.9㎏

2位はポルトガル(54.8㎏)、3位は韓国(52.7)と続きます。

このように魚を好んで多く食べる日本人は、欧米人に比べ
水銀蓄積量が2~6倍多い
と言われているのです。

農林水産省が発表する日本人の総水銀摂取量は
1人あたり平均8.2㎍/日(1999~2008年)で
10年間大きな変化はありません。

その量の88%が魚介類から摂取されていると推定されています。

この摂取量は、PTWIの約57%で
問題が起きる量ではないというのが政府の見解です。

PTWIとは
人が生涯摂取し続けても特に影響が無い1週間あたりの
摂取量指標のことで体重1kg当たり1週間に総水銀4㎍
内、メチル水銀は1.6㎍となっています。

しかし、日本生活協同組合連合によれば、魚介類でも水銀濃度の
特に高い魚類マグロ
などを多く摂取しないよう促します。

水銀は残留し蓄積される

水銀は中枢神経系構造と強固に結合する為、
積極的な排泄措置を取らなければ15年~30年と
長期的に中枢神経系に留まり続ける
と考えられます。


その都度摂取するメチル水銀量は少なかったとしても
残留・蓄積した結果、PTWIを超えるリスクが高まる為です。

国立水俣病総合研究センターは2000年~2004年にかけ全国14地域の
1万人以上を対象にして毛髪水銀度調査を行いました。
その結果、平均水銀濃度は男性が2.47ppm、女性が1.64ppmでした。

年齢別の平均を見ると男女とも20歳前後が最も低く
その後、値は上昇し50~60歳代でピークになります。

地域別では魚介類の総摂取量ではなくマグロの摂取量と
より強く関連していることがわかり、マグロ消費が比較的多い
東日本で水銀濃度が高い傾向が見られる
そうです。

因みに1956年に九州の熊本県水俣市で発見され大問題となった
水俣病における劇症患者の毛髪水銀濃度は平均338ppmあったそうです。

水俣病の主な症状は、『感覚障害』『運動失調』『視野狭』等。

また、これら健康被害は妊婦の場合
母体を通じ胎児にも影響が出てしまうそうです。

>>Next”可愛い我が子・自分自身を
水銀(毒素)まみれにしない為に”に続きます(*´ω`*人


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